シーサーちゃんの子育て日記

~保育士歴10年のアラサーが子育て始めました~

行動を促す言葉掛けのコツ 〜ある保育園で学んだこと④〜

 

 

ある保育園で学んだことシリーズ第4弾!

 

si-sa-chan.hatenablog.com

 

 

テーマは

「行動を促す言葉掛けのコツ」

 

 

始めに、、

ご飯の前になかなかお片付けをしない。

トイレの後にパンツを履かずに走り回る。

 

日常の中には「早く〇〇しなさーい!」

と言いたくなる場面が沢山ありますよね。

 

以前こんな記事も書きましたが、、

 

si-sa-chan.hatenablog.com

 

今日は更に言葉掛けについて掘り下げて、、

行動を促す時の言葉掛けのコツをご紹介♪

 

 

 

言うことを聞いてくれない理由

子どもたちはどうして親の言うことを

聞いてくれないのでしょう??

 

その理由を考えれば、

効果的な言葉掛けがきっとできる!

 

理由①聞こえていない

子どもって集中すると、

周りの音が耳に入らなくなりますよね。

 

「お片付けしてー」

 

と子どもの後ろ姿に言っても、

当の本人には全く届いていないのかも。

 

 

理由②意味が分からない

月齢が低いと、この確率が高い!

 

「お片付けしてー」

と言っても、お片付けって何!?みたいな。

 

「走っちゃダメ、歩いて!」

と言っても、歩くって??みたいな。

 

きちんと聞いてはいるものの、

意味が分からなければ行動に移せません。

 

また、よく使われるのが

「ちゃんとして」「しっかりして」

などの曖昧な言葉。。

 

これも子どもには理解できませんから

行動に変化を期待するのは難しいでしょう。

 

 

理由③できない又は面倒くさい

「○○してー」と言われても

それができない、または自信がないと

積極的にはやろうとしませんよね。

 

部屋中に散らかったおもちゃを片付けるって

大人でも大変!

 

子どもから見たら更に大変そうに思えて、

「できなーい」「やりたくなーい」と。

(まぁ出したのは自分なんだけど、笑)

 

 

言葉掛けのコツ

では、上の理由に沿って

その解決策と言葉掛けのコツをご紹介♪

 

コツ①目を見てゆっくり、はっきり伝える

目を見て声を掛けるだけで

伝えたいことが伝わりやすくなります。

 

子どもが聞き取りやすいように

ゆっくり、はっきりと伝えてあげましょう!

 

それでも聞こうとしない子には、、

 

目を見て、名前を呼びながら

胸をトントンと軽く叩いてみて下さい。

 

胸に圧がかかると、意識がそちらに向き、

言葉が頭に入りやすい瞬間が生まれます!

(くれぐれもイライラして強く叩かないように、、)

 

 

コツ②具体的な言葉で伝える

お片付けとはどういうものなのか、

歩くとはどういうことなのかが分かるよう、

具体的な言葉で伝えましょう。

 

「おもちゃを箱に入れてお片付けしよう。」

「いち、に、ってゆっくり歩こうね。」

 

具体的な言葉掛け、、というのは

慣れていないと難しいかもしれませんが

意識するだけで、だんだんとできるように

なっていきますよ。

 

 

コツ③段階を踏んで伝える

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、

例えば、、

部屋中のお片付けをしてもらいたい時には

「まずブロックを箱に戻そうね」

「次はぬいぐるみを箱に戻そうね」

といった具合に。

 

1つ1つステップを踏んで進められるよう

言葉掛けで誘導するイメージです!!

 

お着替えをしてもらいたい時にも

「ここを引っ張ってごらん」(脱ぐ時)

「ここを持って頭に被せるよ」(着る時)

と、細かく段階的に言葉掛け。

 

 

まとめ

なかなか言うことを聞いてくれないなー

という時、どうして聞いてくれないのかを

少しだけ考えてみて下さい。

 

お子さんにすぅーっと届く言葉のヒントが

その中に隠れているはず!

 

子どもに行動を促す時の言葉掛けのコツ、

ぜひ試してみて下さいね。

 


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