シーサーちゃんの子育て日記

~保育士歴10年のアラサーが子育て始めました~

ある保育園で学んだ "叱らない保育"

 

 

シーサーちゃん、

ある保育園で "叱らない保育" を学びました。

 

それまでは、

きちんと叱ってこそ一人前の保育士!!

みたいな雰囲気の保育園で働いていたので

もう目からウロコ。

 

叱らないからといって、

何やってもOK、みたいな保育ではなく、、

 

むしろ厳しい!!

というか、細かい!!

 

0歳児や1歳児に対してそんなこと言うの??

って驚くことばかり。。

 

例えば、、

①自分でご飯を食べられるようになった子に、食べこぼしをしないように伝える。

机の上に食べこぼした物は、自分で拾って"おこぼし皿" (机に置いてある)に入れる。

 

②担当制で3〜4人1組で行動するため、他の子のトイレや手洗いは座って待つ。

(各所に座りやすい高さのベンチ設置済み)

 

③遊んだおもちゃは、遊び終わった時点で元々置いてあった棚に戻す。

(片付けないと次の遊びにいけない。)

 

どうですか??

そんな小さい子に!?って思いません??

 

 

ここの保育園の考えはこう!

 

いつか言わなければいけないことは

今から言う。

今まで言ってないことを突然言い出すのは

大人の勝手。

 

だから、

まだ赤ちゃんだから、とか

まだ言っても分からないから、とか

 

そう言い訳して後回しにしない。

 

 

①食べこぼすより食べこぼさない方が、

②走り回って待つより座って待つ方が、

③おもちゃを出しっぱなしにするより

 きちんと片付けた方が、

 

正しい行為ですよね。   

だから小さいうちからきちんと伝えていく。

 

 

始めは半信半疑で保育してましたよ。

こんな小さい内から、このレベルのことを

言う意味が本当にあるのか??って。

 

でも、

繰り返し繰り返し教えていくことで、

ちゃんと出来るようになる。

(もちろん個々で差はありますが、、)

 

 

そう、叱らない保育というよりは、  

教えていく保育。

 

まっさらな状態の子どもたちに対して

"叱る" なんてしませんね。

 

そのスタンスは常に "教える"

 

この考えに基づいて保育すると

自然と叱らない保育に。

 

 

※もちろん、いけないことをした時は 

   きちんと注意!!

   但しここでもスタンスは "教える" 。

 

 

この保育園は市内で1、2を争う大規模園。

子どもの数が多いと、ガヤガヤしがちなのに

とーっても落ち着いて生活してました!!

 

他にも様々な工夫がされていましたが、

根っこにあるのは、この、

"叱らない保育"="教えていく保育"

 

 

子どもの力を信じて根気よく教えていく。

その大切さを学んだシーサーちゃん、、

 

さぁ、、それを子育てに活かせるか、、!?笑

 


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桜はまた来年のお楽しみですね♪

 

ちなみに、、

保育士時代から参考にしてきた本がこちら

↓↓

子どものちょっと困った行動、、

こう捉えればいいんだ!と勉強になります。

読んだその日から子どもへの関わりが

柔らかくなるかも♡