ある保育園で学んだ "叱らない保育"
シーサーちゃん、
ある保育園で "叱らない保育" を学びました。
それまでは、
きちんと叱ってこそ一人前の保育士!!
みたいな雰囲気の保育園で働いていたので
もう目からウロコ。
叱らないからといって、
何やってもOK、みたいな保育ではなく、、
むしろ厳しい!!
というか、細かい!!
0歳児や1歳児に対してそんなこと言うの??
って驚くことばかり。。
例えば、、
①自分でご飯を食べられるようになった子に、食べこぼしをしないように伝える。
机の上に食べこぼした物は、自分で拾って"おこぼし皿" (机に置いてある)に入れる。
②担当制で3〜4人1組で行動するため、他の子のトイレや手洗いは座って待つ。
(各所に座りやすい高さのベンチ設置済み)
③遊んだおもちゃは、遊び終わった時点で元々置いてあった棚に戻す。
(片付けないと次の遊びにいけない。)
どうですか??
そんな小さい子に!?って思いません??
ここの保育園の考えはこう!
いつか言わなければいけないことは
今から言う。
今まで言ってないことを突然言い出すのは
大人の勝手。
だから、
まだ赤ちゃんだから、とか
まだ言っても分からないから、とか
そう言い訳して後回しにしない。
①食べこぼすより食べこぼさない方が、
②走り回って待つより座って待つ方が、
③おもちゃを出しっぱなしにするより
きちんと片付けた方が、
正しい行為ですよね。
だから小さいうちからきちんと伝えていく。
始めは半信半疑で保育してましたよ。
こんな小さい内から、このレベルのことを
言う意味が本当にあるのか??って。
でも、
繰り返し繰り返し教えていくことで、
ちゃんと出来るようになる。
(もちろん個々で差はありますが、、)
そう、叱らない保育というよりは、
教えていく保育。
まっさらな状態の子どもたちに対して
"叱る" なんてしませんね。
そのスタンスは常に "教える" 。
この考えに基づいて保育すると
自然と叱らない保育に。
※もちろん、いけないことをした時は
きちんと注意!!
但しここでもスタンスは "教える" 。
この保育園は市内で1、2を争う大規模園。
子どもの数が多いと、ガヤガヤしがちなのに
とーっても落ち着いて生活してました!!
他にも様々な工夫がされていましたが、
根っこにあるのは、この、
"叱らない保育"="教えていく保育"。
子どもの力を信じて根気よく教えていく。
その大切さを学んだシーサーちゃん、、
さぁ、、それを子育てに活かせるか、、!?笑
桜はまた来年のお楽しみですね♪
ちなみに、、
保育士時代から参考にしてきた本がこちら
↓↓
子育てハッピーアドバイス大好き!が伝わるほめ方・叱り方 [ 明橋大二 ]
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > 人文・地歴・哲学・社会 > 教育・福祉 > 社会教育
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子どものちょっと困った行動、、
こう捉えればいいんだ!と勉強になります。
読んだその日から子どもへの関わりが
柔らかくなるかも♡